ロードバイクで何処までも

まだまだ続きます、美ら島オキナワセンチュリーラン2011当日編。
自己修復不可能なパンクトラブルに見舞われた前半でしたが、美味しいタコライスでお腹を満たし、後半戦スタートです

次の第5ASは「うるま市役所石川庁舎」ですが、第4ASを出発して直ぐに結構な坂が待ち構えていました。
食べた直後にこれはないだろうと思いながら上り始めますが、私が心の中で思っていた不満を口に出して上っている参加者が居て、本当にそうですよねぇと相づちを打ちながら上っていました。

坂の中盤を過ぎた辺りで、前を上っていた人が「ダメだ！もう足が回らない！！」と言ってそのまま立ちゴケしてしまいました
幸い、上手くコケたようで、直ぐに立ち上がり、その後はバイクを押して上っていました。

その後もしばらくアップダウンが続き、ここが横風の橋以外で一番きつい区間だった気がします。

そんな難関を越えると、第5AS「うるま市役所石川庁舎」です。
第5ASに到着すると、第4ASでお会いしたピナクラブメンバーのT.Oさん達と再会します。
聞くと、みなさんセンチュリーランは初めてで、それ以外でもこの距離は走ったことがなく、このペースでは完走できないんじゃないかと話されていました。

私はパンクで大きく時間ロスしたこともあり、完走できればゴールタイムなんてどうでもいいやという思いに変わっていたので、体力的に余裕のある自分が先頭を走ってペースメーカーになりましょうということで、ここから一緒に走ることになりました。

一緒に走ってみると、特に坂の上りで大きく遅れてしまう人たちが居て、今まではそのペースに合わせていたようで、完走を不安がるのに納得しました。

だからといって遅れた人をそのまま置いて行っては、みんなで完走はできないので、遅い人には少しがんばってもらいますが、頑張りすぎないで付いて来れるくらいのペースを維持して走ります。

第5ASを出ると、次に向かうは「海中道路ロードパーク」です。
海中道路って、海中トンネルをみたいなのをイメージしていましたが、本島と平安座島をつなぐ橋ではなくて海を埋め立てて作られた道路でした。（途中に橋もありますが）



この海中道路でもやはり強い横風を受けますが、なんとか足つきなしで渡れました。
第6ASはこの海中道路の真ん中にある「海の駅あやはし館」です。


「海の駅あやはし館」の横で


あやはし館のあとは、さらに海中道路を進み、平安座島をかすめて浜比嘉大橋で浜比嘉島へ渡って直ぐの第7AS「勝連浜」となりますが、あやはし館から勝連浜までは5kmほどなので、給水のみで直ぐに折り返して海中道路を戻ります。

しかし、海中道路手前の浜比嘉大橋はそこそこ弓なりな橋なんですが、往路は追い風でスイスイでした。
ということは、復路は向かい風です。
横風のような怖さはありませんが、前に進めないのは一緒です。
橋の真ん中を過ぎれば下りになるので休めると思いきや、向かい風が強すぎて、下りなのに漕がないと前に進みません

向かい風の浜比嘉大橋をクリアすると、今度は横風の海中道路を再び通って本島へ戻ります。
本島に戻ると、次は最終AS「いちゅい具志川じんぶん館」へと向かいます。

海中道路を渡り終えて直ぐは、追い風のおかげで快調に進みましたが、中盤以降に短いアップダウンが続く箇所があり、地味に脚を奪われ、上り苦手組みが少々離れてしまうので、時々停車して待ちましたが、AS近くになり、ちょっと自分のペースで走りたくなったので、最終ASまで後ろを気にせずペースアップしてしまいました。

最終AS「いちゅい具志川じんぶん館」


ここの補給食には、飴、バナナ、黒糖がありましたが、よく見ると黒糖が普通のものと、クルミ入りがありました。
そして、思った以上に後続との差がついてしまっていたようで、なかなか到着しない後続を待っている間に、美味しいクルミ入り黒糖を沢山食べてしまいました

この最終ASで休憩中に少し雨に降られましたが、休憩中に止んでくれ、ASを出発して直ぐのところで空を見ると頭を左右に大きく動かさないと全容が判らないほど大きい虹がかかっていました。
よく見ると、その虹の上にうっすらとですが、さらに虹がかかっていました

しかし、感動しすぎて写真を撮り忘れてしまいました

ゴール手前の数キロ地点で緩いけど長めの坂があり、みんな苦労しますが、他の参加者とも声を掛け合いながら、ピナクラブメンバーは全員、無事に時間内にゴールすることができ、完走証を頂きました

これが美ら島オキナワセンチュリーランの完走証です

センチュリーランは順位を競うレースではないので、タイムは書かれていません。

これで、とりあえず走行記は終わりですが、ゴール後には後夜祭、そしてピナクラブの完走パーティー＆新年会がありましたので、その様子もちょっとだけ書こうと思います。